男だてらに韓流ファン

「朱蒙」で気になる、あのカップル(笑)

さすが!!国民的大河ドラマ「朱蒙」

これは「凄い」の一言に尽きる大型時代劇だった!

「朱蒙」は400億ウォンという制作費も半端じゃないし、撮影日数も1年を超えただけあって「ソドンヨ」より更に内容が充実しているし、なによりキャスティングが素晴らしい。

「朱蒙」では演技力の確かな個性派ベテラン陣が脇を固め、若い俳優達もパワーがあり、主役の朱蒙役、ソン・イルグク(海神もよかった!)、召西奴役のハン・ヘジン、(がんばれ、クムスンや1%の奇跡で人気の女優です) 帯素役のキム・スンスも魅力にあふれ、「朱蒙」での歴史上の人物を生き生きと演じていました。

ソン・イルグクは母親役のオ・ヨンスと同じ年だったため、少しでも若く見せる為に、ひげのレーザー脱毛までしたそうですが、私はレーザー脱毛をするなら、サヨン役のペ・スビンにしてほしかった(笑)

このドラマ、「朱蒙」は主演陣もさることながら、個性の強い脇役が勢揃いで、そのひとりひとりがしっかり描かれて、ドラマの中で息づいているのが、大きな魅力になっているように思えますが、なかでも異色のキャラで女性の方々に(と、ある種の男性にも)人気をはくしているのが、ペ・スビンでしょう。

「朱蒙」のなかでペ・スビン演じるサヨン行首は、男か女かわからないほど中性的で美しい、諸葛孔明ばりの策士というキャラクターでした。

このペ・スビンは、男にしては肌も綺麗で、仕草や表情も独特の色気があり、サヨンにぴったりの美形の俳優なんですが、もともと髭が濃いらしく、せっかく女性らしい衣装や髪型で、いい演技をしているのに、メイクの下にうっすら青く、髭が見えるのは興醒めでしたよね。

(ソン・イルグク、今度レーザー脱毛に行くときは、ぜひ誘ってやってくれ!)

この、サヨンとヒョッポの、意表をつくロマンスが面白い!と、女房などは主役のイルグクのシーンより、楽しみにしていましたが、韓国でも「朱蒙」のなかの、このサヨンとヒョッポのシーンは、視聴率が跳ね上がったと言うことなので、やっぱりなあ!という感じです。

私は、あまりの意外さに、最初にサヨンがヒョッポに愛を打ち明けるシーンは、てっきり、サヨンがなにか目的があって、朱蒙の側近のヒョッポを利用しようと、策略をめぐらしているのだ!と思っていましたが、これは私の深読みが過ぎたようで、まさか本気だとは・・・『マジかよ、おい!』

「朱蒙」では最後まで気になるカップルでしたが、サヨンは召西奴について南へと旅立ち、いずれは百済建国の中心人物として召西奴を支えるだろうし、ヒョッポは朱蒙の側近として生きていくだろうから、この二人は再び会うこともないだろう・・・。

どちらにせよ、不毛な「朱蒙」カップルだったなあ。

しかし朱蒙の「ヒョッポは結婚出来ない身だから仕方ないが、」とさりげない台詞に、「おいおい!」と思ったのは私だけではないでしょう。こういう、ちょっとしたウイットにとんだ台詞も楽しいドラマ「朱蒙」でしたよ。

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