男だてらに韓流ファン

時代劇「ソドンヨ」55話、一気に見ました!

「ソドンヨ」、これぞ時代劇の醍醐味。いやー面白かった!

手に汗握るストーリー展開あり、王位争いあり、登場人物も多いがそれぞれの個性がていねいに描かれていて、なかなか中身の濃いドラマでした。

子ども時代の子役たちの演技の巧さ、もう脱帽ものでしたね。

特に子供時代の主役、ソドンことチャンを演じたキム・ソク君、名演技でしたねー。この子は「宮」でも主役のチェギョンの弟 、「朱蒙」でも召西奴の息子と活躍している人気子役で、先が楽しみですなー。

「ソドンヨ」は幼い時代は賎民として、逃げ続けて暮さなければならなかった、百済30代武王・チャン(チョ・ヒョンジェ)の波乱万丈な人生と、敵国新羅のソンファ姫(イ・ボヨン)との愛、ソンファに片思いする新羅の花郎サテッギル(リュ・ジン)の愛憎と、チャンが父王と兄を殺した従兄弟を倒して、王位に上がるまでの波乱万丈の人生を描いたドラマ。

この時代劇、ストーリーの運び方が実に巧かった。

そこに行くと捕まるのに!そんなところで何喋ってるんだーっ、正体がバレるだろうがあっ!!と、ハラハラさせられどうしで、まさに息つく間もないジェットコースターストーリーで、見ているこっちが緊張しっぱなし、ひとつ危機を逃れるたびに、はぁーーっと息をつく状態で、『あーもうイヤダイヤダ、まったく心臓に悪いよ、こんなドラマ』と思いつつ、やめられない。

おかげで、チャンとソンファの恋愛はどうでもいいから、この先の展開はどうなるんだー!とそのほうが気になって、早送りしようとしては女房に「ばっかじゃないのっ!いいところなのに」と、どつかれる始末でしたよ。

主役は死なないんだよ、と解っていてもついつい目が離せなかったんだよな・・おかげで連日睡眠不足で疲れました・・・。

死なないと言えば、敵役のギルも「ターミネーターか、おまえはっ!」という位、斬られても、飲まず食わずで何日も木に挟まれて死にかけてても、ひょいと起き上がり、馬に乗り、剣を振るって追いかけてくる。まるでゾンビのごとく。

モッラス博士までも、矢が胸に当たって海に落ちたのに、いつの間にか這い上がって、コソコソとゲリラ活動してるし・・・。

王位を奪ったプヨソンも、毒を塗った剣でかなり深く刺されたのに、薬草をガツガツ食べて、ピンピンしてる。ありえねえっての!

この辺は漫画チックで荒唐無稽ですが、まあそこが韓国ドラマだから許されるんですね。日本のドラマでこれやったら、非難ゴウゴウでしょうね。

もうひとつ、印象に残ったのは衣装の美しさや装飾品の見事さ。

韓国文化というのは中々たいしたものだったんだなあ、と感心させられ、こんな国に日本が攻め込んだりしたんだなあ、と歴史の重みも改めて感じさせられたり、韓国文化の美しさに感心しました。

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