男だてらに韓流ファン

韓国ドラマとの出会い

韓国ドラマにうかつにも嵌ってしまったのは、そう、まだぺ・ヨンジュンブームが来るちょっと前のことだ。

週末は、TUTAYAのレンタルビデオの列を眺めるのが日課になっているいけてないオヤジなのですが、ふと「イヴのすべて」というビデオを何ということなしに手に取ったのです。

「韓国のドラマ?なんかややこしそうなストーリーだけど・・・洋画ならともかく、韓国の話なんて違和感ありだなあ」と、そのまま列に戻してしまった。

半年位たったころ、再び「秋の童話」というビデオを手にしたものの、登場人物の名前が耳慣れなくて、覚えられそうもないし・・・とまた棚に戻し、そのうち見るものがなくて暇なときでも見てみるか・・・と忘れてしまいました。

それからかなり過ぎたころ、今度は「冬のソナタ」が新作の列に並んでた。
(実は、こう見えて純愛もの好き。)

まだ、NHKの衛星放送で初回の放映中で、一般に話題が広まる直前のころだったので、1本ずつしか並んでなく、その時も名前がややこしそうだし、韓国ドラマなんて、ダサいかも・・・と列に戻してしまいました。

何日かたって、韓国ドラマも何作も出てるし、意外と面白いのかも、とようやく「冬ソナ」を1本だけ借りて帰りました。

最初のシーンがラッシュの高校生の通学バスのシーンだったので、
そういえば「昔こんな経験あたよな」と、一昔前の日本みたいと笑いながら見ていたんですが、
見るうちに涙が止まらなくなり、ドラマでこんなに泣くなんて自分でも驚きでした。
(実は、女房と一緒に見て久しぶりに二人して泣きました。)

これぞカルチャーショックってものです。

田舎くさいと先入観があった、韓国(失礼!)がとっても都会的でファッショナブルだったことや、
韓国の親や目上の人に対する礼を大切にする文化に、こんな国だったのかと自分の認識不足を思い知らされました。

外国の教科書に、日本人はまだサムライの格好をしていると書いてあると聞いて、何なんだ、それは!と腹立たしく思った自分が、一番近い韓国に対して、似たり寄ったりの知識しか持ってなかった驚きもありました。

こうして、このショックとともに、私の週末の韓国ドラマ漬けが幕を開けたのです。

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